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【読書記録】古神道の本: 甦る太古神と秘教霊学の全貌

書籍情報

書籍名:古神道の本: 甦る太古神と秘教霊学の全貌
著者:ー
出版社:学研プラス
レーベル:ー
発売日:1994年07月01日

購入日:ー
読了日:2012年08月04日
レビュー日:2012年08月04日

 

目次

序章 異形の神国 隠された秘密体系「古神道」とは何か?

第一章 古神道家の系譜 神々の領域に肉迫した異貌の神道家たち
1 古神道の源流 平田篤胤・佐藤信淵ほか
2 霊学の大家たち 本田親徳・大石凝真素美・宮地水位・川面凡児ほか
3 神憑る神道家たち 中山みき・黒住宗忠・金光大神・出口王仁三郎・荒深道斉・竹内巨麿・岡本天明ほか
4 霊的国防論者たち 友清歓真・矢野祐太郎・中里義美・酒井勝軍・神憑る軍人たち

第二章 神道霊学の理論 壮大に展開する神々と霊の世界観
Chapter-1 神道霊学の背景
Chapter-2 霊魂の秘密的解読
Chapter-3 一霊四魂の理論
Chapter-4 神霊界の幻視
平田篤胤『霊能真柱』に示された万物生成の宇宙観

巻中グラビア 秘教大図録 神霊界のヴィジョンによる脅威のオカルト図像学

第三章 神伝秘法の世界 霊的啓示により明かされた古神道秘法の実践
言霊
鎮魂
帰神
太占
太古神法
数霊

第四章 秘教的日本論 過大に増殖した狂気と幻想の「神国日本」とは?
1 神国日本幻想
2 古事記の再解釈
3 日本とユダヤ
4 日本的狂気とは何か

第五章 カムナガラのサイエンス 天地自然を凝視する古神道の新たな可能性
産霊神による宇宙形成論
太古起源の自然学
人欲の深層心理学
四魂の物理学
神々の気象学
英知の神道医学
神=発生の自然学

巻末保存版 秘教神道書100冊 近代日本思想の地下水脈を形成した霊学密書・オカルト文献の集大成!
古神道霊学関連書籍
言霊学関連書籍
近世神道文書
教派神道の教典
神代文字研究書
霊学雑誌
古史古伝の世界
異端の古代史研究書

 

感想・備忘

2012年当時に記載したレビューを転記します。


仏教や儒教など、外来宗教の様々な文化を取り入れて現在に伝わっている「神道」ではなく、そういったすべての要素を取り払った原始の神道のことを「古神道」というのだそうで。
一時期興味があったのですが、これが一番とっつきやすくかつ浅いけど良く分かる本でした。

すごくオカルトっぽいので難色を示す方もいると思いますが、ひとつの文化や思想史としてみるのは個人的に好きです。(しかし、幕末の高杉晋作も『霊能真柱』は読んだみたいで、その記述を見かけたときは、やっぱりちょっと変わったというか、異色の人物だったんだなぁ…と感じました。)

なぜか出口王仁三郎推しがすごかった。

 

印象に残ったところ

 

書籍など

コメント

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