雑記

【雑記】史料保存用に桐箱を買いました

有難いことに夏の賞与をいただいたので、欲しかった史料用の桐箱を買いましたので備忘録。

買った桐箱

A4サイズの入る桐箱。2つ買いました。

 


1つは鳥尾関係の古書と雑誌、あと1枚ペラの文書を。文書入れるようにもう1つ欲しくなりました。
深さがあるので得庵全書をいれてもまだ余裕です。

 


もう1つはそれ以外の細々した古写真を含めた古書を。
後述しますが、興風集(久坂編)と、河本くんの記念碑の写真を並べて置いてみました。
私だけがエモさを感じます。

 

桐箱に入れた史料たち

鳥尾関連の箱にいれたものは過去記事でいくつか紹介しているので省きます。

絵はがきと古写真。
一番左の山本帯刀(幕末の長岡藩の家老)のものだけ個別記事で未紹介ですが、右2つは記事にしています。

【史資料紹介】河本杜太郎(正安)の記念碑絵葉書

 

長岡藩絡みで、長岡の明治期の名士の本2つ。
左は野本恭八郎(互尊)のもの。購入した当時は申し訳ないことに全然知識がなく、「だれか分からないけど新潟の人の本だから買っておこう」と入手していたのですが、この4月に試験の関係で長岡に一人で行ったとき、駅前ブラブラしていたら博物館があって「あーーーー!!!」って思いました。
コロナの関係で予約しないと入れなかったので、いつかリベンジしたいです。
その前にちゃんと読まないと。。。

 

カバー掛かっているのでわかりづらい本が続きますが、雑誌系。
一番左は高島鞆之助の責任で発行された明治初期の軍人というか警察部隊の規則本みたいなやつです。
真ん中は鳥尾特集号の大道、一番右は日本大家論集。

【史資料】娘の語る鳥尾小弥太(日野西廣子「父の思ひ出」『大道』 昭和13年6月号)

【史資料】鳥尾小彌太君小傳(日本大家論集第八編)

 


そして興風集。
数年前に購入できたのですが、同じ発行年、同じ版(私の物は明治元年の1冊だけの、松下村塾版)でも、どうも見開きのレイアウトとか色々違うバージョンがあるようなのですよね。明治二年のものを含めた2冊セットで出回っているものもあるようです。

これ本当に、高校生の頃にインターネットでネサフしていた当時で、蔵書として紹介している方が4、5人いたので、「よ、読んでみたい~~~」ってすごく思っていた史料の1つだったので、大人になってからご縁があって手に入った時は本当に本当に嬉しかったです。

 

すごく状態が良くて、大事にされてきたんだなぁ、としみじみ思います。
活版なので久坂の字を読まなくて良いの助かる。
私もきれいな状態で次の世代に遺して行けるよう、大事にしていきたいと思います。

 

そして、桐箱に今回入れられず、申し訳ないことに段ボール+防虫剤が継続になってしまったのが古島一雄です。。。

この本はいまだにNDLに入ってない様なのですが、本当に三浦関係のおもしろエピ多すぎてありがとうしか出てきません。
(個人送信サービスをまだ登録してないのですが、そっちだと入っているのかな、、、)
以下が、現時点でこの本から起こしたものです。

鳥尾小弥太と三浦梧楼2-山縣に嫌がらせをする編-

【歴史ネタ】三浦梧楼、息子のために嫁を探す

 

残念ながらこの本はかなり状態が厳しく、今回断腸の想いで箱のほうを処分することにしました。
本のほうは、消毒などしながら様子見です。
本当にだめだ―、となったら、それこそ自炊するしかないのかなぁ…と思っておりますが、やっぱり元々「本」として産まれたものであれば、どんな紙使っているかとか、重さとかを含めて作品だと思うので、それ一式で保存していきたいなぁ…というヲタク心なのでした。

 

購入先

なおこの桐箱、楽天で購入したのですが、よくよく販売元確認したら新潟の企業さんだったので嬉しかったです。
昭和25(1950)年創業という有限会社ナガノ産業さん。

有限会社ナガノ産業 - https://www.naganos.com/

今度は文書用の浅い桐箱が欲しいなぁと思いました。

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