雑記

20160807

とりとめもなく最近の備忘録。

1.絵本買いました

先日、友人の子どもさんへ絵本をプレゼントしたのですが、それを購入するついでに自分にもなにか1冊買おうかなー、と、本屋をぶらぶらして、話題のこちらを買ってみました。


思っていたのと違いましたが、なるほどなぁと。
「羊が1匹…」の効果を正しく日本語で表現した感じ。
ただ、全体的に絵が怖い…。かたつむり親父の怖さはこれはもうギャグなんじゃないかと思った。

2.日産「フィガロ」の可愛さが異常


か、可愛すぎる…!!!
元々は定期的にくる「気になってるワードをちゃんと調べたい」という欲求により、「フィガロの結婚」を調べていたのですが、最初に日産のほうが画像で引っかかってもうその可愛さにやられました。なにこれ…!!
そもそも私、免許を持っていないので車に興味はさらさら無かったのですが、「中古車だったら頑張れば買えるんじゃないか…」と中古車サイトを見に行ったりしたくらいには初めて車の可愛さにやられました。
もぅハンドルから何からすべて、何を基準に判断してるか分からないけどパーフェクト…!!
運転してたら絶対浮くけど、光岡自動車のリューギも死ぬほど素敵…!!というか光岡さんのクルマすべて素敵…!!

免許取ろうか…。

3.ナショナルジオグラフィックチャンネルの存在を知った

ナショナルグラフィックは好きで雑誌は時々買い、サイトはよく見ていたのですが、なぜかチャンネルのほうはつい最近知りました。
「BGMで流す」という話を聞いたので、まじかぁああ!!私も流したい…!!とHP見に行ったら…当然ですが有料でした…。しかもスカパーか…。Huluでも観れるらしいので、契約するとしたら手軽さからHuluだと思います。
とりあえずお試し版を視聴中ですが、もう何言ってるか半分くらいわからないけど、でもワクワクしますよね!

ナショナルジオグラフィック日本語版 - 公式HP
ナショナルジオグラフィックチャンネル - 公式HP

日本刀の話が、海外の「THE JAPAN!!」って感じがして面白かった。
なんだか雰囲気がラーメンズの日本文化シリーズみたいでちょっと笑ってしまったけれど…。

4.地球儀が欲しい

今年の初めくらいから、高校生ぶりくらいに世界史に興味が出てきて、先日「活きる」という小説を読んでから、ちょろちょろと追いかけたりしています。
やっぱりイギリス史は面白いなぁ…としみじみ。なんだかんだ言って、島国同士、歴史をみてると日本はイギリスと面白いくらいおんなじような道を辿ってるよなぁ…と思います。「この国将来どうなるの…」と不安であれば、イギリス史をみればある意味10年後、20年後の日本のIFがみえるはず。
で、そうするとやっぱり地図が欲しい…。どうせならちゃんと地球儀が欲しい…。というわけで、再来月くらいまで世界史ブームが自分のなかで続いていたら、地球儀買いたいと思います。

個人的には、日本は1回くらいめちゃくちゃロシアと仲良くなってみたらどうだろうと思う。
単純に、好奇心でそんな日本がみてみたい。

 

5.コーランを読みたい

2016年7月1日のバングラディッシュで起きた惨事、非常に痛ましいものでした。
同時に、この事件の色々なものが、色々な方向で取り上げられていたのもなんだかスッキリしないものがありました。
正直「日本人でも関係なく殺されちゃうから、対策でコーラン覚えよう」という一部の流れになんとも言えないものがあったのですが、だからと言って良い方向に解決するような案も思い浮かばなかったのでモヤモヤ…。

ただとにかく、自分もイスラム教ってホントになにも知らないなぁと思ったので、とりあえず年末までにコーランを読んでみようかと思いました。
最初にいきなり読むのはきつそうだったので、とりあえずこちらを購入。

来週から読みます。

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終わったら同じ著者のこちらのシリーズを読破したい限り。

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今年に入って、自分のなかで「宗教とはなにか」「人はどうして生きるのか」という疑問がひとつ解けた(と思っている)ので、そこで得たものさしで答え合わせするように、仏典(ただしかなり端折られた現代語訳と寺で読むお経)と聖書(ただしかなり現代語訳されて抜粋されたやつ)とかを見て、「うん、私が見る限り解釈に間違いはなさそうだ」と思っていたのです。
が、イスラム教って言われてみると確かに謎で、自分が知り得ている範囲の教義では、やはり私のものさしでは収まらない。
おそらく、私のモノサシが間違っているか、私が知っているイスラム教の教義が誤っているか。多分後者なのではないかと思うのです。

どうでもいいのですが、その昔小学生の頃、学校の近くで子供向けの聖書を路上で配っていた人がいて、好奇心旺盛だった私は嬉々としてそれをもらって家に帰り、机の上にそれを置いていたら…見つけた両親が大激怒した、ということがあります。
今思い出すと「ギャグ漫画か!」というくらいのブチ切れようで、貰ってきた本をビリビリに破かれて捨てられました。

うちは東日本の大多数の家と同じく、家に神棚と仏壇があって、正月は神社に行き、お盆は墓参りをし、クリスマスにはケーキを食べて(建前上)サンタがやってきて、家族が死んだら葬式はお坊さんを呼んで火葬、親族友人はおんなじような生活してるけど結婚式はチャペル、特に問題なく讃美歌を歌う…という家庭だったので、子どもごころにものすごい衝撃でした。
狭い田舎だったから色々あったのでしょうが、あれは「キリスト教」が嫌なんじゃなく、「宗教」というものを改めて言葉に出して明示されることに拒絶反応してたんだろうな…と思います。

ちなみにそんなことも忘れていた数年後、高校生になったとき、本当に「どこの誰が」(多分布教している団体だろうと…)という感じで、学校に止めていた私の自転車のカゴに、そこそこ立派で綺麗な聖書が入っていましたとさ。(学校の敷地内の駐輪場なので学生しか利用しないのですが、一緒に行き来してる両隣の友人のかごには入っておらず、本当に私の自転車にだけ…)
学習したのでそれは自分の部屋の本棚にこっそり隠していましたが、さすがに見つかっても、両親はもう破かなかった。

なにが言いたいかというと、「もしかして今回もどこからともなくコーランが私のもとへやって来てくれるのではないか」と思ったのですが、この1ヶ月特にやってくる気配もなく、そもそも今は自転車に乗っていないので駄目かもしれない、と思ったわけです。
残念。

6.3冊の本の話

聖書をビリビリに破いた親のフォローじゃないけれど、両親は私に対して、ほとんどのことにおいては寛容(悪く言えば放置)だったので、おかげでこうして、精神面では好き勝手やってこれたのですが、どちらの親も「本」についてはたくさん与えてくれたなーと思います。
絵本も寝る前にほぼ毎日読んでくれたし、下の弟がまだ絵本を読んでもらえる歳のときは、私の寝室が別になっても、その時間だけ母と弟のところにいって一緒に絵本を読んでもらっていました。

父は、元々本も歴史も好きで、「お前は父さんそっくりよ」と母によく言われますが、私としては手塚治虫と横山光輝以外は正直父とはさっぱり漫画もそれ以外も本の趣味が合わないし、むしろ本好きに育ったのは母の影響だと思っています。そもそも、父は18歳、大学受験をするまで自分のなかで打ち解けて話をするみたいな人ではありませんでした。
秋ごろには合格通知をもらっていたので、そこからは入学に向けてあれこれ勉強していたのですが、当時ようやく日中でも使い放題になったインターネットでネサフすると、もう情報量がすごくて。最終的に「世の中には大学に行っていなくてもこれだけ勉強ができる人たちがいるのに、はたして自分は大金を出してもらって生まれ育った土地と離れて、友達一人もいない大学に行く意味はあるのか。そして入学してはたして私周りについていけるのか」となんかすごい自信を無くした時期があったのです。
今考えるといい経験ですが、当時ハマりたての幕末史なんかもう分かりやすくすごくて、しかも人によって見解がバッサリ違っていた。極端にいうと、討幕派が「好き」な人と、佐幕派が「好き」な人の歴史見解と評価が全く違う。
ある一方が支持する見解を、私もそうだと思っていたのに、あるところでバッサリと切り捨てられる。
おいおいマジかよ、と。

ある日もうどうしようもなくブルーになって、部屋からリビングに出て行ったら、仕事から帰ってきた父がいて、
「お父さん…私は大学に行ってもいいんだろうか…」
と突然泣きながら言ったものだから、いつもは「まだ起きてたのか」と怒る父が、初めてきちんと話をきいてくれた時でもありました。
父からしたら「こいつどうしたんだ…」と思ったこと間違いないでしょうが、正直父に弱音を吐いたのも、きちんと二人で話をしたのもこれが初めてで、「どうせ聞くだけきいて『そんな馬鹿いってないで寝ろ』って言われるんだ…」と思っていたら、きくだけ聞いて父はこう返してくれました。

ある人とある人の言ってることが違うのは当然だ。
どちらもその人にとっては正しいと思うことを言っている。
お前の話でいうと、討幕派の人の言っていることも事実で、佐幕派の人が言っていることも事実がある。
でも、大体3冊本を読むと、みんなバラバラのことを言っているのに、みんなが同じことを言っていることも出てくる。
それが真実だ。
だから、なにかを知ろうと思ったら、本は最低3冊は読まなくては駄目だ。

正直きちんと返してくれるとは思わず、しかもすごいまともな答え(失礼)だったので、父はどうだか知らないけど、私はよく覚えています。
人に例えれば、当事者、敵対者、中立者。
すべての意見をきくと、またそれまでとは違った答えが出てくるような。
大学に入っても、社会人になっても、今のいままで形をかえて、この言葉が先生になっているような気がします。

7.雑感

今年は私のなかで世界史ブームもきてるし、オバマ大統領も広島に来たし、ダッカ事件で思うところもあったので終戦の日に併せていま思うことを形に残しておこうか、と思ったのですが、明日の午後3時が全てなのではないかと思ったので、もう少し自分のなかで熟成させたいと思います。
とりあえず過去のつれづれを読み返すと、昔の自分から教えられることもあるし、そのときから変わった考えもあるし、変わらないものもあるなぁと。

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