「お弥彦さま」の愛称で知られる、越後国一之宮の弥彦神社。
このGWに生まれて初めて行ってきました!
新潟県民なら年末年始になると一度は見たことがあるだろう、弥彦神社のCM。お正月は県内屈指の混雑スポットになる弥彦神社ですが、私は生れてこの方参拝したことがありませんでした…。
縁あって、このGWに友人に連れられて参拝できたので、備忘録的にメモ!友人ありがとう…。
彌彦神社(いやひこじんじゃ、弥彦神社)は、新潟県西蒲原郡弥彦村にある神社。式内社(名神大社)、越後国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
正式には「いやひこ」だが、地名などが全て「やひこ」と読む関係で、一般には「やひこ」と呼ばれる。
弥彦神社 – Wikipedia
三条燕ICを降りていざ弥彦神社へ!
車を走らせると鳥居が見えてきます。
この鳥居、弥彦神社にあるロープウェイからも見えるんですねぇ。とっても大きいです。
入口の灯篭には菊紋も。
ご祭神は伊夜日古大神(天香山命)。
天香山命は天照大神の孫である饒速日命の子であるとされているので、簡単に言うと天照大神のひ孫にあたるわけですね。(奈良にある天香山とは別物です)
未だに謎が多いこの神様。ですが、難しいことを抜きにしても、山を御神体とするスタンスは日本古来の祭祀形態であり、実際に拝殿まで行ってみたところ、「あぁ、これが信仰の土地なのだなぁ…」となんとも言葉にできない、不思議な気持ちになりました。
山門。大正5年に再建された、比較的新しいものです。
神社に珍しく、この山門の左右に像が安置されていたのです。せっかく来たのだし、ちょっと気になったので、巫女さんに伺ってみたところ、門を守る神様だそうで、門に向って右がおさべ、左がおさげというのだそうです。
神社に像というと、春日大社等の「神像」くらいしか知らなかったので、面白いなぁと思って調べてみたら、こういった形の山門は、「随神門」というのだそう。
随神さまについて教えてください(櫛原天満宮) - 神社と神道(神社オンラインネットワーク連盟)
これによると、右は左大神や左大臣、左は矢大臣や看督長(かどのおさ)というのだそう。
色々ググってみたのですが、なぜ「おさげ」と「おさべ」になるのかが分からず終いでした…どなたかご存じでしたらぜひ教えてくださーい…。
狛犬。山門のところにいる狛犬はとってもかわいい!首からなにかさげています。
参道もとても気持ち良かったです。
参道に入ってすぐ右に、火の玉石というものがあります。
願い事を思いながらこの石を持ち上げて、軽ければ願い事が叶う…と言われている石。
手前が軽いので、奥が重い石です。
私も願い事を思いながら持ち上げてみたのですが、軽い方は持ち上げられたものの、奥の重い方はビクともせずでした…。
鹿もいます。
参道から左に入ると、清流が。澄んでいてとってもきれいです!
五十鈴川行ってみたいな~…と思ってしまいました…。
この橋は「玉ノ橋」といって、人間は渡れない、神様のための橋になっています。
そういえば諏訪大社に行ったときも、こういう橋がありました。
そんなに滞在するつもりはなかったのですが、ロープウェイ上ったり、宝物館行ったりして、気づいたら4時間も弥彦神社にいてしまいました。
念願の宝物館、面白かったー!ずっと見てみたかった、伝源義家の扇?みたいなやつも見れて、「おぉ…」と思ったり、ちょうど太刀展をやっていたので刀剣を友人とガラスに張り付いてみたり、楽しかったです。
なぜか歴代天皇肖像画が別部屋に飾られていて、「この顔の推測はどうやってやったのだろう…」と友人と楽しく見て回りました。
今度は温泉街にお泊りもして、参拝したいな~と思った弥彦神社でした。
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