- 2021年5月16日
- 2021年8月14日
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鳥尾小弥太と四将軍2ー谷干城遺稿(2)ー
四将軍とは、明治十年代に、山縣有朋を中心として政府中枢に力を持っていた陸軍主流派に反対する勢力となった、四人の将軍のことを指します。 メンバは、陸軍中将・ 谷干城、陸軍中将・三浦梧楼、陸軍少将・曽我祐準、そして陸軍中将・鳥尾小弥太で、この四将軍に関する逸話などを紹介していくカテゴリとなっています。 四人に対して個人的に抱いている色でカラーリングしてみました。 […]
四将軍とは、明治十年代に、山縣有朋を中心として政府中枢に力を持っていた陸軍主流派に反対する勢力となった、四人の将軍のことを指します。 メンバは、陸軍中将・ 谷干城、陸軍中将・三浦梧楼、陸軍少将・曽我祐準、そして陸軍中将・鳥尾小弥太で、この四将軍に関する逸話などを紹介していくカテゴリとなっています。 四人に対して個人的に抱いている色でカラーリングしてみました。 […]
この連休は暇さえあれば文字起こしをしていたのですが、足掛け3年掛かった『恵の露』がようやく全部活字化できました~。 だいたい夜中にちょっとずつ起こしているのですが、とにかく資料に触れにくかった環境で育ったので、インターネット上で活字なったものがあるというのが自分自身でめちゃめちゃ嬉しいのです…。自己満足の塊…。 谷さん遺稿の曾我様分も起こし終わったので、意訳 […]
四将軍とは 鳥尾小弥太は、長州藩出身であったことから明治初期はいわゆる「長州閥」というグループに分類されます。 長州の中で倒幕の中心戦力となった奇兵隊員として戊辰戦争後も存命していた彼は、このために明治9年、28歳という若さで陸軍中将となりました。 しかし、内乱が終息し、明治政府がいざ国政へと歩み始めたあたりから、政治的見解の相違のためか徐々に陸軍主流派との […]
一個前の記事で書いた三浦の嫁取り話がすでに文字起こしされて残っていました。 というわけで我慢できなかったのでアップします。 三浦観樹、其子の為めに妻を娶る。新婦は、相州農家の出なり。會て三浦家に仕ふ。将軍夫妻、其端正貞淑を認めて嘆賞不措、人をして婚家を議せしむ。其父頭を持つて曰く、百姓の子豈に華族の室たるに堪へんやと、頑として應ぜず。将軍曰く、此の親にして此 […]
消えていた記事の上げなおしその2です。 2010年10月31日にアップした、鳥尾と三浦と山縣のめちゃめちゃ好きな逸話です。 奇兵隊のヤンチャ者にイタズラされる山縣。 三浦観樹将軍の邸内巨石あり。幅間餘に亘り長さ丈許を過ぐ。只徒に門内に横たわるのみ、其何の用たるを知るものなし。石工某なるものあり、爼且橋に住す。會て語りて曰く、往時将軍の鳥尾将軍と共に番町に寓す […]