博物館・美術館

【博物館】2015年NHK大河ドラマ特別展 花燃ゆ(2015/06/04~2015/07/20) 江戸東京博物館

概要

江戸東京博物館で今日まで開催している「花燃ゆ」展に、久坂の命日であった昨日(7/19)、行ってきましたー。
8月からは群馬の前橋で巡回展があるそうです!

2015年NHK大河ドラマ特別展 花燃ゆ - 江戸東京博物館

作品リストを見ていたら、とにかく複製&パネルが多かったので、ずーっと行こうか迷っていました…。
でも涙袖帖の現物が見れるということで、久坂の命日である19日に江戸博へ。
江戸博の企画展(しかも最終日前日、三連休真ん中)にしては、非常に空いていました…。

 

音声ガイド

いつも通り音声ガイドを受付で借ります。今回のナビゲーターは、当然井上真央ちゃん。

声の出演:井上真央(NHK大河ドラマ 花燃ゆ 杉文役)、斉藤茂一
企画・制作:NHK、NHKプロモーション、株式会社アートアンドパート

55 ごあいさつ
プロローグ 文の育った萩
1 防長両国絵図屏風
2 紺糸威具足[銅:銘明珍信家 兜:銘明珍貞家]
第1章 兄・松陰と家族たち
3 吉田松陰所用裃
4 杉家の人々の肖像写真
5 投夷書・嘆願書簡
6 野山獄囚名録叙論
第2章 兄の教えと松下村塾の仲間たち
7 松下村塾
8 贈諸妹
9 至誠
10 吉田松陰自賛肖像
11 永訣書/留魂録
12 吉田松陰絶筆
第3章 夫・玄瑞との別れ
13 奇兵隊結成綱領
14 騎兵隊士元森熊次郎 写真・袖印
15 周布政之助 写真
16 元治京都騒動画巻
17 荻野壱貫目青銅砲
第4章 幕府との対決へ
18 [宝印御右筆間] 御日記 十
19 四境戦争図
①大島ぐんの図会
②陰徳太平記新板
③石州口周布之合戦
④九州小倉合戦図
20 高杉晋作 道中三味線
21 木戸孝允書簡 坂本竜馬宛(坂本竜馬裏書)
第5章 楫取素彦とともに
22 楫取素彦肖像
23 新井領一郎肖像
24 上州富岡製糸場之図
25 藤岡学校校名扁額
26 涙袖帖
27 楫取美和子筆写 吉田松陰和歌「親思ふ」

うーん…。
清盛展のときも思ったけど、私は大河の「役」としてナビゲートされるのは好きじゃないみたいです。なんというか、展示品解説に対する大河の「キャラクター」主観が強すぎて。
井上真央ちゃんは好きなだけに、ちょっと残念。

【博物館】特別展 清盛展(2012年大河ドラマ)

 

展示

一緒に行った人と話していたのですが、一番盛り上がっている感じの箇所が「木戸孝允書簡 坂本竜馬宛(坂本竜馬裏書)」だったよなーと。
ライトも落とされ、ガラスケース入り。(そしてそのガラスケースには、殺到していた人々の指紋がびっしり…)
やっぱりそれなのかー、と。花燃ゆの大河のむずかしさが、そのまま凝縮されているような感じでした。

第5章なんて、展示作品数の割に音声ガイドが多いものだから、ひとつ横にずれるごとに音声ガイド。ガイドがないとよっぽど富岡製糸場界隈に興味がある人じゃないとすっ飛ばすこと間違いなしな感じだった…。
個人的に面白かったことのメモ。

・紺糸威具足
そうせい公こと、毛利敬親の具足。肖像画の刷り込みで、この方ってすごくがっちりしたイメージだったのですが、具足やその近くに展示されていた着物からは、わりと普通体系(なんなら細いくらい)だったんだなーと。

・萩城下町絵図屏風
一緒に行った人が絵図に詳しい人だったので、忘れかけていたことを色々復習させてもらいながら見ました。城下町絵図は、名前の方向があると思いますが、読み始める文字側に、その家の門があるんです。
明治元年頃の絵図なもので、「このお宅ももうご主人が…」とか言いながらみてました。

・五箇国条約並税則
5冊もあったのに、うち4冊が表紙しか見えないという斬新な展示方法が衝撃だった。

・松下村塾机
個人的にこれが今回一番テンションがあがりました。
こ、これに 久 坂 が 寄 り か か っ て い た か も し れ な い …!!!!(ミーハー)
いやしかし、ほんとに手作り感たっぷりの机で、この上で手紙書くとか、段差とかがあって大変だよなー…と、現代の感覚からすると思いました。

・吉田松陰自賛肖像
現存する全7本を、複製も交えて一堂に並べていたのですが、これは非常に面白かったです。
私は中谷本の松陰先生が一番好きなのですが、改めて他のと比較すると、やっぱりそれぞれ違っていて面白いですね。

・吉田松陰書簡 入江九一宛
小田村(楫取)は正直者すぎる、の例の書簡。生でみたのは初めてでしたが、あの最初からびっしり書き込んでる感じが、先生と入江の距離の近さを感じるようで面白い書でした。
あと今更なのですが、ものすごいカタカナ混じってるんですね。勉強になりました。

・高杉晋作等血判状 吉田松陰宛
これもテンションがあがった一品。
こ、この乾いた血液からなんとかして久坂の血液型はわからないものなのでしょうか…(ミーハー)。
あと久坂の血判が一番控えめだったのが、「久坂、指切るの怖かったのか?」と思った。(横の飯田さんの血判すごくて)
中世史の先生からは、血判は親指の腹をちょっと切って、ぽたっと紙にたらすのよ~、と教えてもらったのですが、近世も一緒だと考えていいのかな?
そして改めて、久坂と高杉の字が並ぶと、個性を感じてしょうがなかった(笑)
(血判以外に、高杉個人の手紙や久坂個人の手紙が展示されていたのですが、やっぱりもう、久坂の豪快さをみると高杉の字がすごいキレイに見える笑)

・久坂を追うお辰
これ生で初めてみました!以前霊山いったときは展示してなかったのですが、霊山ではいつも見れないのかな?
維新侠艶録のカバー絵の絵として個人的になじみ深いのですが、あんなに小さいとは思わなかった!勝手に掛け軸くらいあるのかなーと思ってました。

・奇兵隊士元森熊次郎写真
これも見れてうれしかったー!この展覧会にあわせて、今年発見されたばかりで、亡くなった年に撮影されたと思われるものだそうです。
元森さんといえば去年も隊服が見つかったばかり。
元森熊次郎は、慶応2年6月の時点で奇兵隊の書記を務めるなどした幹部クラスの人物ですが、こんなに若かったのかー、とちょっとしんみりしました。
(現物は黒くなっていて全然顔が見えなかったのですが、図録に解像度の高いものが載っていてよかった!)

・奇兵隊士元森熊次郎袖印
これ、キャプションが一部取り消されているところがあって。図録だとそのまま残ってしまっているので、注意が必要そう
キャプションで取り消されていた部分は下記の通り。

①(※管理人注:袖印の寸法)はすべて規定通りに作られており、さらに官軍の証である「錦切れ」(きんぎれ)が付いている。

・涙袖帖
人が結構いたのであんまり見れませんでした。
この展示に書き下し文が付随されていたので、「これは多分図録にも収録されているはず」と、図録を買うことを決めました。

 

お土産

さて今回の戦利品たち。
※写真とるの失敗して、黄色が反転して青みがかっちゃってます…。


図録!みかん(金柑?)の木が白壁で隠れていてかわいい。


白壁がこんな感じで帯になってます!
今回の図録は個人的に解説がたくさん載っていて(涙袖帖の全手紙に関しては、書き下し文も!)、大満足!萩の史跡紹介とかマップもなぜかついているので、これを持って萩旅行にも行けそうです。

 


久坂ポストカード。2枚買いました(笑)
これと松下村塾のクリアファイルを買ったのですが、あとから別の場所に高杉のクリアファイルとか、長州豆知識クリアファイルとかが売ってることに気づいてショック…。戻って買おうか迷っていたら、同行者が「あれ、霊山とか書いてあったから多分霊山とかで買えるはず」と言っていたので、帰って調べたら通販やってたー!

読むクリアファイル - 歴史倶楽部

い、偉人トランプほしい…。
いやー、このクリアファイル、高校生の時に出会ってたらなー。授業中眠くなったらずっと読んで楽しめたろうになー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました