雑記

【自己分析】ストレングス・ファインダーをやってみた

先日誕生日を迎えまして、「さあ、才能に目覚めよう」という本を人からいただきました。
同書を購入すると1冊につき1つ、ストレングス・ファインダーを受けるためのIDが貰えます。
今回これをやってみたので、備忘録を兼ねてレポります。

ストレングス・ファインダーとは

ストレングス・ファインダーとは、米・ギャラップ社が考案した「強みになりうる最もすぐれた潜在能力の源泉を見付ける」ことを目的とした自己分析テストです。

日本の学校教育で顕著ですが、例えばある生徒に得意で成績の良い教科と、苦手で成績の悪い教科があるとしたら、多くの場合は成績の悪い教科を勉強させて、「平均点」の底上げをさせようとしますよね。そうではなく、得意な教科をとことん伸ばしてやるべき、というのがギャロップ社の考えで、そうすると自分の得意分野(=強み)ってなんだろう?という分析をするためのツールがストレングス・ファインダーになります。

本についてくるIDは1回しか使えないため、中古本を買った場合、元の持ち主がテストをすでに行っていると、そのIDはもう使えないので注意が必要です。
同様に、新品で買ってテスト始めたけど、なんらかの理由で途中でテストが中断されちゃった!という場合も、もうそのID使えないので、「ネット環境ちゃんとしたとこでやってね!」と本文内にも注意が出てます。

※2020/12/20 追記
現在2.0がリリースされているようです。以下は公式HPですが、
日本語でサポートしているサービスもあるようなので、決済などを含め、自分が安心だと思うところからご利用するようにしてください。
StrengthsFinder2.0 ー 公式HP

テスト自体はキャラミル研究所のツキアイゲノムと同じような感じです。ある質問項目に対して、自分が当てはまってるか当てはまっていないかを直感で答えていくもので、130問?くらいあって、1問の回答リミットは20秒くらいだったかな…。

余談ですが、キャラミル研究所はいつの間にモバイルサイト(しかも有料)になったんですか…。1も2も普通にパソコンからできた時にやっていたので、今から人に勧めようとすると間単にできなくてショック…。ちなみに当時はスロウでした。ウラゲノムはしょっちゅう変わってたなぁ…ピュアとかワイルドとかナイトとか。でも常にリアリストは入っていました。

※2020/12/20 追記
現在「キャラミル研究所」というワードで検索すると占いサイトがヒットしますが、全く別ものです。
キャラミルはリクルートの提供していた統計学サービスでした。

結果

で、テスト結果ですが。
ストレングス・ファインダーは「強み」を34に分類しています。テスト後、その上位要素5つをみることができます。

○34の強み(日本語訳版)

アレンジ/運命思考/回復思考/学習欲/活発性/共感性/競争性/規律性/原点思考/公平性/個別化/コミュニケーション/最上思考/自我/自己確信/社交性/収集心/指令性/慎重さ/信念/親密性/成長促進/責任感/戦略性/達成欲/着想/調和性/適応性/内省/分析思考/包含/ポジティブ/未来志向/目標思考

 

私の「強み」上位5つはこれでした。

  1. 原点思考(Context)
  2. 収集心(Input)
  3. 共感性(Empathy)
  4. 適応性(Adaptability)
  5. 成長促進(Developer)

それぞれの強みの解説を読んでぼんやり納得。で、この強みを仕事でどう活かすか(それぞれの強みを持つ従業員をどう扱うか)という説明のところを読んですごく納得(笑)思い当たる節あるあるです。一部を引用すると、

<共感性>を強みとする人の活かし方
・この人は論理的というより直感的に決定を下すので、ある行為が正しいと思っていても、その理由を明確にことばで説明できないことがあるが、…(略) p256

<適応性>を強みとする人の活かし方
・進行中の計画があれば、この人には早めに伝える。ただ、この人に<目標志向>の資質がないかぎり、計画立案の助けを期待してはいけない。この人にとって計画立案はただひたすら退屈な仕事なのだ。
・即時行動が求められる短期決戦に強い。短期間で結果が出る勝負を多くこなすことを好み、長期にわたる勝負は苦手である。 p288

これは去年自省期間に自覚したんですが、私本当に長期的な計画が立てられない…。できて1、2ヶ月。そして短期決戦派。
学生時代顕著だったなーと思うのは、例えば普段学校終わって勉強するってことはほぼない(宿題あればするけど)。
その代わり、試験前1ヶ月になると学校から試験スケジュール表(ただのカレンダー)が渡されるので、全教科の試験範囲と照らし合わせてみっちりスケジュール組んでそれをこなしてました。それが例えば3ヶ月間とかになると無理…。大学入学以降はそれすらもできなくなった…。
で、これの悪いのが、私高校受験も大学受験も推薦(AO)入試で運よく合格できたので、一応勉強はしていたけど、世間でいう「受験勉強地獄」的なものは経験してないのですよね…。
おかげで「自分はスケジューリングができないかつ長期的な計画を立ててそれにそってコツコツやるの無理」というのを自覚するのがすごく遅かった…。「適応性」もあるものだからなんかちょっとやばくなっても、結局なんとかできちゃってたし。
そしてそれでもう乗り越えることが色々限界になってきて、昨今苦しいわけです…。

あとはそれぞれの強みを持つ人のインタビューで納得…だったのは

<原点思考>を強みとする人たちの声
ジェシー・K(メディア・アナリスト)
「(略)その人の過去を通して理解する。実際、その人がどこで育ち、どんな両親に育てられたか、大学で何を専攻したかといったことがわからないと、私にはその人そのものが理解できないんだ」 p116

このコメント!
原点思考は「歴史好き」というか、過去の事例がなぜ起こって結果どうなったか、というようなことを考えるのが好きな人の強みのようなのですが、基をたどれば私の歴史好きも結局この「他人のバックホーン」が気になるだけなんですよね。
今でも普通に知り合った方の経歴とかは、変な意味でなく気になってしょうがない。それはすなわち、その人が何に興味を持っていてどういう考え方をして、どういう生き方を選んできたか、というのが分かるので。
目で見て「この人は身長が高く、髪の毛は茶色である」と、その人(の外見)を認識するように、私にとってはそういうの知りたいのは普通の衝動で、それが分かるまではなんかグニャグニャした不透明なイメージのままなんですが…。そういうのを調べたり聞くのを憚られるような場合は、それが分かるまで待ってるような感じなので、人と打ち解けるのに時間がかかるのはそういうことなんだろうなぁ…と。

※2021/06/13 追記
この他人のバックホーンが気になる問題、ここ数年で全くなくなっており、久しぶりにこの記事を見て自分で驚きました。良い意味でも悪い意味でも他人に関心が無くなってきている…という気がするので、今試験受けると別の結果が出そうです。
近いうちに新バージョンのテスト受けてみたいなと思います。

テストを終えてみて、「強み」自体は「えぇそうだったんだ!」っていうのはなかったなぁ。元々自己分析好きで、占いとか、キャラミルとか、あとは中学・高校でR-CAPとかやらされたりしていたからかも。
当時の私の向いてる職業第1位は、「スーパーバイザー」、向いてない職業第1位は…「ソーシャルワーカー」でした。

■R-CAP https://www.recruit-ms.co.jp/service/service_detail/org_key/A019/?theme=career
R-CAPは中学校のときに受けました。

でも、自分は自己分析ができている!と思っていても、結果的に「ではその強みをどう活かすのか?」「どのようにのばすのか?」ということは、全く考えてこなかったな。だから社会人3年目は「これでいいのか…」症候群になっていた。
せっかくいただいたので、もう少し読み込んで、そういうのをちゃんと考えてみようかなと思えたストレングス・ファインダーでした。

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