歴史ネタ

幕末維新

【鳥尾小弥太】鳥谷部春汀による鳥尾評02ー太陽4巻22号(1898) 居士の性格ー

概要 博文館から発行された太陽4巻22号に掲載された、鳥谷部春汀の鳥尾評について三回に分けて紹介します。 今回は第二回です。 前回はこちら。 今回紹介する人物評は『春汀全集 第2巻』に収録されており、国デジさんで公開されています。 本文 其...
幕末維新

【鳥尾小弥太】鳥谷部春汀による鳥尾評01ー太陽4巻22号(1898) 居士の言動ー

概要 鳥谷部春汀と太陽 鳥谷部 春汀(とやべ しゅんてい)は、明治期に活躍した青森県出身のジャーナリストです。 人物評を得意とし、毎日新聞社や報知新聞社、そして今回紹介する博文館の『太陽』という雑誌で筆を取っており、維新期資料で国デジさんに...
明治中期以降

鳥尾小弥太と四将軍3ー谷干城遺稿(3)ー

四将軍とは 四将軍とは、明治十年代に、山縣有朋を中心として政府中枢に力を持っていた陸軍主流派に反対する勢力となった、四人の将軍のことを指します。 メンバは、陸軍中将・谷干城、陸軍中将・三浦梧楼、陸軍少将・曽我祐準、そして陸軍中将・鳥尾小弥太...
明治中期以降

鳥尾小弥太と四将軍2ー谷干城遺稿(2)ー

四将軍とは、明治十年代に、山縣有朋を中心として政府中枢に力を持っていた陸軍主流派に反対する勢力となった、四人の将軍のことを指します。 メンバは、陸軍中将・ 谷干城、陸軍中将・三浦梧楼、陸軍少将・曽我祐準、そして陸軍中将・鳥尾小弥太で、この四...
幕末維新

20210506(閑話休題の明治陸軍雑談)

この連休は暇さえあれば文字起こしをしていたのですが、足掛け3年掛かった『恵の露』がようやく全部活字化できました~。 だいたい夜中にちょっとずつ起こしているのですが、とにかく資料に触れにくかった環境で育ったので、インターネット上で活字なったも...
明治中期以降

鳥尾小弥太と四将軍1ー谷干城遺稿(1)ー

概要 四将軍とは 鳥尾小弥太は、長州藩出身であったことから明治初期はいわゆる「長州閥」というグループに分類されます。 長州の中で倒幕の中心戦力となった奇兵隊員として戊辰戦争後も存命していた彼は、このために明治9年、28歳という若さで陸軍中将...
明治中期以降

【歴史ネタ】三浦梧楼、息子のために嫁を探す

一個前の記事で書いた三浦の嫁取り話がすでに文字起こしされて残っていました。 というわけで我慢できなかったのでアップします。 三浦観樹、其子の為めに妻を娶る。新婦は、相州農家の出なり。會て三浦家に仕ふ。将軍夫妻、其端正貞淑を認めて嘆賞不措、人...
幕末維新

【奇兵隊】ヒストリアを観ました。備忘録。

今年の10月8日に「奇兵隊”デビュー!~幕末 若者たち一発逆転の夢~」と題して、NHKの歴史秘話ヒストリアで奇兵隊の番組がありました。全然知らなくて当日教えてもらったのですが、ちょうど仕事から帰っている最中だったので本放送は見れず…。ツイッ...
明治中期以降

【史資料】日野西(鳥尾)廣子の話(日野西侍従夫人の精神修養談)

ひさびさに資料の紹介。『女學世界』の第五巻第六十一号(明治38年)より、「日野西侍従夫人の精神修養談」を。 日野西侍従とは、明治天皇の侍従を務めた日野西資博のこと。 明治には子爵に叙せられたこの家に、鳥尾の娘である廣子さんが嫁ぎました。女學...
歴史ネタ

【覚書】夏の日のつれづれ

69年目の夏。原爆をはじめとして戦争の犠牲になられた多くの方々へ祈りを。 さて、東京都の皇居の近く、竹橋にある「国立公文書館」。 国立公文書館 - 公式HP 定期圏内だったこともあり、学生時代はしょっちゅう行っていました。なにせタダ。そして...