- 2021年10月5日
- 2021年10月4日
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【史資料紹介】河本杜太郎(正安)の記念碑絵葉書
河本杜太郎は、天保12(1841)年に現在の新潟県十日町で生まれた志士です。 老中安藤信正を水戸藩士が中心となって襲撃した『阪下門外の変』で、その浪士の一人として参加した河本は、討ち取られ文久2(1862)年1月15日に亡くなりました。享年21歳(数え年22)。 彼は長州藩の久坂玄瑞と親交があったこともあり、幕末維新にハマった頃から彼に関する資料をちょっとず […]
河本杜太郎は、天保12(1841)年に現在の新潟県十日町で生まれた志士です。 老中安藤信正を水戸藩士が中心となって襲撃した『阪下門外の変』で、その浪士の一人として参加した河本は、討ち取られ文久2(1862)年1月15日に亡くなりました。享年21歳(数え年22)。 彼は長州藩の久坂玄瑞と親交があったこともあり、幕末維新にハマった頃から彼に関する資料をちょっとず […]
3日に1回更新するのを頑張っている期間です。 『恵の露』の途中ですが、意訳が続いているので気分転換に資料紹介を。 なお中途半端な写真になっておりますが、クリックで大きい写真が見れます。 統一学社 統一学社は、鳥尾小弥太が明治35(1902)年に、青少年の教育を目的に起こしたものです。 京都・高台寺のあたりに一得庵という別荘をもっていた鳥尾はそこに関西支部を作 […]
『恵の露』とは 『恵の露』は、1901(明治34)年5月に出版された、鳥尾小弥太が自ら記した小伝です。 これに先立つ1898(明治31)年に博文館より出版された雑誌『太陽』にて、自身について記載された内容が、過去に誤った情報を流していた書の情報によっていたことから、「さすれば誤りも正して置かぬ時は、事實として何處までも傳はると云ふ事に心付き、余が實歴を講話し […]
博文館から発行された太陽4巻22号に掲載された、鳥谷部春汀の鳥尾評について三回に分けて紹介してきましたが、その最後になります。 其の3が鳥谷部さんの主張したかったことのメインになるのですが、いやはや凄いです。このブログ始めてから初めてくらいに、どどどと感情をぶつけてくる文章を読んだ気持ちです。(ブログ始める前は主に討幕派VS佐幕派と、久坂好きな人VS久坂嫌い […]
博文館から発行された太陽4巻22号に掲載された、鳥谷部春汀の鳥尾評について三回に分けて紹介します。 今回は第二回です。 前回はこちら。 今回紹介する人物評は『春汀全集 第2巻』に収録されており、国デジさんで公開されています。 本文 其二 居士の性格 余は彼れの思想を説明する前に、先づ彼れの性格を觀察せざる可からず。彼れの原姓は中村と稱して長州藩士の家に生る。 […]