- 2021年9月29日
- 2023年5月5日
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【鳥尾小弥太】恵の露01~概要~
『恵の露』とは 『恵の露』は、1901(明治34)年5月に出版された、鳥尾小弥太が自ら記した小伝です。 これに先立つ1898(明治31)年に博文館より出版された雑誌『太陽』にて、自身について記載された内容が、過去に誤った情報を流していた書の情報によっていたことから、「さすれば誤りも正して置かぬ時は、事實として何處までも傳はると云ふ事に心付き、余が實歴を講話し […]
『恵の露』とは 『恵の露』は、1901(明治34)年5月に出版された、鳥尾小弥太が自ら記した小伝です。 これに先立つ1898(明治31)年に博文館より出版された雑誌『太陽』にて、自身について記載された内容が、過去に誤った情報を流していた書の情報によっていたことから、「さすれば誤りも正して置かぬ時は、事實として何處までも傳はると云ふ事に心付き、余が實歴を講話し […]
博文館から発行された太陽4巻22号に掲載された、鳥谷部春汀の鳥尾評について三回に分けて紹介してきましたが、その最後になります。 其の3が鳥谷部さんの主張したかったことのメインになるのですが、いやはや凄いです。このブログ始めてから初めてくらいに、どどどと感情をぶつけてくる文章を読んだ気持ちです。(ブログ始める前は主に討幕派VS佐幕派と、久坂好きな人VS久坂嫌い […]
博文館から発行された太陽4巻22号に掲載された、鳥谷部春汀の鳥尾評について三回に分けて紹介します。 今回は第二回です。 前回はこちら。 今回紹介する人物評は『春汀全集 第2巻』に収録されており、国デジさんで公開されています。 本文 其二 居士の性格 余は彼れの思想を説明する前に、先づ彼れの性格を觀察せざる可からず。彼れの原姓は中村と稱して長州藩士の家に生る。 […]
鳥谷部春汀と太陽 鳥谷部 春汀(とやべ しゅんてい)は、明治期に活躍した青森県出身のジャーナリストです。 人物評を得意とし、毎日新聞社や報知新聞社、そして今回紹介する博文館の『太陽』という雑誌で筆を取っており、維新期資料で国デジさんにお世話になっている方ならば、名前は知らなくても彼の書いた評伝や逸話を目にしているのではないかと思います。 雑誌『太陽』は、明治 […]
新潟県立図書館さんが運営する、『越後佐渡デジタルライブラリー』で神社明細帳が見れることに最近気づきました。 素晴らしい…素晴らしいが過ぎる…と早速みていたら、ゆるゆるライフワークになりつつある胞姫神社の項目も当然ですがあり…。入試の時にほんとは見ておきなさいよという感じなのですが、今回ようやく目を通して、自分のなかでこの二十年点々とあったものがバーっとつなが […]