鳥尾小弥太

幕末維新

20210506(閑話休題の明治陸軍雑談)

この連休は暇さえあれば文字起こしをしていたのですが、足掛け3年掛かった『恵の露』がようやく全部活字化できました~。 だいたい夜中にちょっとずつ起こしているのですが、とにかく資料に触れにくかった環境で育ったので、インターネット上で活字なったも...
著作

恵の露~鳥尾小弥太の回顧録~

恵の露とは 『恵の露』は、1901(明治34)年5月に出版された、鳥尾小弥太が自ら記した小伝です。 これに先立つ1898(明治31)年に博文館より出版された雑誌『太陽』にて、自身について記載された内容が、過去に誤った情報を流していた書の情報...
逸話

鳥尾、年上に逆らえないの巻(田中光顕『維新風雲回顧録』より)

一個前の記事で、紹介していた岡柳の資料を誤って田中光顕としていた上に名前を誤字していたので、その誤っていたほうの田中さんの『維新風雲回顧録』から、鳥尾に関する話として「山縣有朋の憤怒」から一部抜粋して紹介します。 なお、この回顧、タイトルか...
明治中期以降

鳥尾小弥太と四将軍1ー谷干城遺稿(1)ー

概要 四将軍とは 鳥尾小弥太は、長州藩出身であったことから明治初期はいわゆる「長州閥」というグループに分類されます。 長州の中で倒幕の中心戦力となった奇兵隊員として戊辰戦争後も存命していた彼は、このために明治9年、28歳という若さで陸軍中将...
逸話

鳥尾小弥太と三浦梧楼2―山縣に嫌がらせをする編―

消えていた記事の上げなおしその2です。 2010年10月31日にアップした、鳥尾と三浦と山縣のめちゃめちゃ好きな逸話です。 奇兵隊のヤンチャ者にイタズラされる山縣。 本文 三浦観樹将軍の邸内巨石あり。幅間餘に亘り長さ丈許を過ぐ。只徒に門内に...